100年先まで語り継ぎたいウルトラマンの話 『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」(テキスト)
2023年 03月31日 18:00 (金)
この動画のテキストです
読みながら動画を見ると、より頭の中に入ると思います

どうも、PUTA2です。この動画では、100年と言わず永遠に語り継ぎたいウルトラマンシリーズのエピソードを、私の視点から語っていきます。
あくまでも個人的な意見ですので、「あー、このオジサンこんな風に思っているんだな~」と取って頂けば嬉しいです。
長くなっても途中で飽きてしまうので、見どころを3つに絞ってご案内いたします。
今回のポイントは
1.子供たちへの教訓
2.楽しい! の原点
3.カネゴンの魅力満点 です。
これで伝えたりない事が有ったら、後日改めてVer.2を作るかも?です。
なお、自分の気持ちを込めて伝えたいので、あえて自分の声でやっています。
聞き取りづらかったら、テキストをブログに載せておきますので、そちらをご参照ください。
概要欄にリンクを貼っておきます。
ネタバレ要素も含まれますので、楽しみ方としては、以前見た物を再確認して、再度見直す!なんて時にご利用ください。
もちろん、この動画であらかじめポイントを確認したうえで、初めて視聴する!でも構わないと思います。ご自由にお楽しみくださいませ。

今回は、『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」です。
初回放送は1966年4月10日
脚本:山田正弘 特殊技術:的場徹 監督:中川晴之助) となっています。
登場怪獣は、コイン怪獣 カネゴン でした。
なおこの話には、『ウルトラQ』の主役である万城目淳・江戸川由利子・戸川一平の3人が一人も出ないと言う、大変珍しいエピソードです。全28話中、この話だけでした。

この話の主人公は、お金が大好きな少年・加根田金男。名前からしてもうお金じゃん!ってツッコミたくなりますwww
ガキ大将で威張っており、仲間が落としたお金を拾って自分の物にするような、いわゆる金の亡者です。両親からの忠告にも、全く耳を傾けません。それどころか、「親よりお金の方が大事」と、平気で言ってのける図々しい性格の少年でした。
振るとお金の音がする繭を手にし・・・っていうか、勝手に自分の物にして、自室で育てているとどんどん成長し、お金は増えるのですがその繭の中に取り込まれ、不思議な空間の中でカネゴンに変身してしまいました。
両親からは拒絶され、友達に頼み込み、元に戻る方法を探るもなかなかうまくいかず、仲間のお金を食べつくして呆れられる始末。
それまでガキ大将で、トップだったヒエラルキーは一気に最下層に落ちてしまいました。餌代を稼ぐために、芸を仕込まれる始末で。
最終的にカネゴンは元に戻れるのですが、今度はお金を拾って自分の物にしてしまった両親がカネゴンに! なんとも素晴らしいオチでした!!
本当に分かりやすく、当時の・・・今でもそうですが子供たちに、お金にばっかり執着するととんでもないことになるよ!っていう事を、とても分かりやすく教えてくれています。
素晴らしく面白くって分かりやすい、教訓になっているお話です。

内容だけ見れば、結構ハードな展開なんですが、とにかく楽しい!
子供たちだけでストーリーが進んでいくって言うのも、子供に分かりやすくって、見やすく楽しい展開なのかも?ですね。
金男の両親が、コミカルな演技で楽しませてくれました。
また、子供たちの敵であるヒゲ親父や、占いを頼んだ霊媒師など、変な大人たちが居ましたが、それも滑稽に演じていたので親しみやすいです。
カネゴンになってしまった金男が商店街を歩くシーン、好きですね。銀行でお金を食べるところも。
なんでも、この楽しいお話がウケたので、後に『快獣ブースカ』が製作されたそうです。
カネゴンの影響力、凄すぎですね!!
あと、今から見返すと、面白い発見も多々あります。
例えば・・・舞台は下北沢だったらしく、私も以前行ったこともあります。近くの美容室の外には、巨大なカネゴンのフィギュアが飾ってありました。
そうそう、ヒゲ親父の助手は『ウルトラマン』でイデ隊員を演じた二瓶正則さんですし、占いをした霊媒師は、アントラーの話でチャータムに訴えかける役で出て来たお婆さんでもありました。
ヒゲ親父は『ウルトラセブン』第45話「円盤が来た」に出て来たオジサンで、お母さんは『渡る世間は鬼ばかり』に出ていた女優さんですよね。
カネゴンが空を飛んで、上空から地上を見た時に結構農地が広がっていたりと・・・そういうの発見するのも楽しい所です。

カネゴンの知名度は、計り知れないものが有ります。
多分ウルトラマンシリーズを殆ど知らない人からも、カネゴンは知っているっていう人、多いと思います。
でも実は、カネゴンがカネゴンとしてウルトラマンシリーズに登場したのは、この『ウルトラQ』と2020年の『ウルトラマンZ』の2作品しかないのってご存じでしたか?
それ以外は、『ウルトラマンゼアス』では"デジタルカネゴン"、『ウルトラQ dark fantasy』では"カネゴンヌ"等と、違う怪獣なんですよ!
それでも圧倒的に知名度が高いのは、マンガやショートムービー・ドラマへの客演等、いわゆるウルトラマン作品では無いものにたくさん出て、子供だけでなく一般の方の目に触れる機会が、他の怪獣に比べ圧倒的に多かったからかと思います。
私にとって印象的だったのは、昔田村正和さんが小学校の先生役で出ていた『うちの子にかぎって…』というドラマに、カネゴンにまつわる話が取り上げられていました。全く予期せず見ていたので、結構引き込まれました。

視聴者である子供たちに、「お金に執着しすぎると大変なことになるよ!」って教えているお話ですが、これなら逆にカネゴンになりたいって子供も居たかも?って位に、親しみやすい怪獣です。怪獣って、怖い存在と思われがちだったでしょうに、この時のカネゴンでより身近に感じた事でしょう。
子供だけで展開されるストーリーは、当時の子供たちの世界そのものを感じられたでしょうし、大人になった人たちが見ても、懐かしさを感じつつ、また楽しい気持ちにさせてくれます。本当に世界観が広がった、革新的なお話だったと思います。
カネゴンと言うキャラクターもかなりのインパクトを残し、知名度抜群になったのも大きいですね。またお金に執着しているキャラって言うのも、分かりやすくっていいですし。祖師ヶ谷大蔵にあるウルトラマン商店街には、カネゴンの像も有る位ですからね!まさにウルトラマンシリーズを代表する顔となっています!
映画『アニメちゃん』や『かいじゅうステップ』のカネちゃん等、本当に活躍の場が広いのも、カネゴンの人気あってのものですね!
この「カネゴンの繭」というお話には、いろんな魅力ある要素が凝縮されています。老若男女、ウルトラマンを全く知らない人でも楽しめるお話だと思ってます!

この動画では、未来永劫語り継ぎたいウルトラマンシリーズのエピソードをお伝えしています。
面白い!参考になった!と思われた方は、「高評価」「チャンネル登録」をお願いいたします。
また、取り上げて欲しいエピソードがありましたら、コメント欄にお願いします。できれば推奨する理由があると、こちらも気持ちが入りやすいです。
今後の参考にさせていただきますので、ぜひよろしくお願いします(直ぐじゃないかもですが…)
読みながら動画を見ると、より頭の中に入ると思います

どうも、PUTA2です。この動画では、100年と言わず永遠に語り継ぎたいウルトラマンシリーズのエピソードを、私の視点から語っていきます。
あくまでも個人的な意見ですので、「あー、このオジサンこんな風に思っているんだな~」と取って頂けば嬉しいです。
長くなっても途中で飽きてしまうので、見どころを3つに絞ってご案内いたします。
今回のポイントは
1.子供たちへの教訓
2.楽しい! の原点
3.カネゴンの魅力満点 です。
これで伝えたりない事が有ったら、後日改めてVer.2を作るかも?です。
なお、自分の気持ちを込めて伝えたいので、あえて自分の声でやっています。
聞き取りづらかったら、テキストをブログに載せておきますので、そちらをご参照ください。
概要欄にリンクを貼っておきます。
ネタバレ要素も含まれますので、楽しみ方としては、以前見た物を再確認して、再度見直す!なんて時にご利用ください。
もちろん、この動画であらかじめポイントを確認したうえで、初めて視聴する!でも構わないと思います。ご自由にお楽しみくださいませ。

今回は、『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」です。
初回放送は1966年4月10日
脚本:山田正弘 特殊技術:的場徹 監督:中川晴之助) となっています。
登場怪獣は、コイン怪獣 カネゴン でした。
なおこの話には、『ウルトラQ』の主役である万城目淳・江戸川由利子・戸川一平の3人が一人も出ないと言う、大変珍しいエピソードです。全28話中、この話だけでした。

この話の主人公は、お金が大好きな少年・加根田金男。名前からしてもうお金じゃん!ってツッコミたくなりますwww
ガキ大将で威張っており、仲間が落としたお金を拾って自分の物にするような、いわゆる金の亡者です。両親からの忠告にも、全く耳を傾けません。それどころか、「親よりお金の方が大事」と、平気で言ってのける図々しい性格の少年でした。
振るとお金の音がする繭を手にし・・・っていうか、勝手に自分の物にして、自室で育てているとどんどん成長し、お金は増えるのですがその繭の中に取り込まれ、不思議な空間の中でカネゴンに変身してしまいました。
両親からは拒絶され、友達に頼み込み、元に戻る方法を探るもなかなかうまくいかず、仲間のお金を食べつくして呆れられる始末。
それまでガキ大将で、トップだったヒエラルキーは一気に最下層に落ちてしまいました。餌代を稼ぐために、芸を仕込まれる始末で。
最終的にカネゴンは元に戻れるのですが、今度はお金を拾って自分の物にしてしまった両親がカネゴンに! なんとも素晴らしいオチでした!!
本当に分かりやすく、当時の・・・今でもそうですが子供たちに、お金にばっかり執着するととんでもないことになるよ!っていう事を、とても分かりやすく教えてくれています。
素晴らしく面白くって分かりやすい、教訓になっているお話です。

内容だけ見れば、結構ハードな展開なんですが、とにかく楽しい!
子供たちだけでストーリーが進んでいくって言うのも、子供に分かりやすくって、見やすく楽しい展開なのかも?ですね。
金男の両親が、コミカルな演技で楽しませてくれました。
また、子供たちの敵であるヒゲ親父や、占いを頼んだ霊媒師など、変な大人たちが居ましたが、それも滑稽に演じていたので親しみやすいです。
カネゴンになってしまった金男が商店街を歩くシーン、好きですね。銀行でお金を食べるところも。
なんでも、この楽しいお話がウケたので、後に『快獣ブースカ』が製作されたそうです。
カネゴンの影響力、凄すぎですね!!
あと、今から見返すと、面白い発見も多々あります。
例えば・・・舞台は下北沢だったらしく、私も以前行ったこともあります。近くの美容室の外には、巨大なカネゴンのフィギュアが飾ってありました。
そうそう、ヒゲ親父の助手は『ウルトラマン』でイデ隊員を演じた二瓶正則さんですし、占いをした霊媒師は、アントラーの話でチャータムに訴えかける役で出て来たお婆さんでもありました。
ヒゲ親父は『ウルトラセブン』第45話「円盤が来た」に出て来たオジサンで、お母さんは『渡る世間は鬼ばかり』に出ていた女優さんですよね。
カネゴンが空を飛んで、上空から地上を見た時に結構農地が広がっていたりと・・・そういうの発見するのも楽しい所です。

カネゴンの知名度は、計り知れないものが有ります。
多分ウルトラマンシリーズを殆ど知らない人からも、カネゴンは知っているっていう人、多いと思います。
でも実は、カネゴンがカネゴンとしてウルトラマンシリーズに登場したのは、この『ウルトラQ』と2020年の『ウルトラマンZ』の2作品しかないのってご存じでしたか?
それ以外は、『ウルトラマンゼアス』では"デジタルカネゴン"、『ウルトラQ dark fantasy』では"カネゴンヌ"等と、違う怪獣なんですよ!
それでも圧倒的に知名度が高いのは、マンガやショートムービー・ドラマへの客演等、いわゆるウルトラマン作品では無いものにたくさん出て、子供だけでなく一般の方の目に触れる機会が、他の怪獣に比べ圧倒的に多かったからかと思います。
私にとって印象的だったのは、昔田村正和さんが小学校の先生役で出ていた『うちの子にかぎって…』というドラマに、カネゴンにまつわる話が取り上げられていました。全く予期せず見ていたので、結構引き込まれました。

視聴者である子供たちに、「お金に執着しすぎると大変なことになるよ!」って教えているお話ですが、これなら逆にカネゴンになりたいって子供も居たかも?って位に、親しみやすい怪獣です。怪獣って、怖い存在と思われがちだったでしょうに、この時のカネゴンでより身近に感じた事でしょう。
子供だけで展開されるストーリーは、当時の子供たちの世界そのものを感じられたでしょうし、大人になった人たちが見ても、懐かしさを感じつつ、また楽しい気持ちにさせてくれます。本当に世界観が広がった、革新的なお話だったと思います。
カネゴンと言うキャラクターもかなりのインパクトを残し、知名度抜群になったのも大きいですね。またお金に執着しているキャラって言うのも、分かりやすくっていいですし。祖師ヶ谷大蔵にあるウルトラマン商店街には、カネゴンの像も有る位ですからね!まさにウルトラマンシリーズを代表する顔となっています!
映画『アニメちゃん』や『かいじゅうステップ』のカネちゃん等、本当に活躍の場が広いのも、カネゴンの人気あってのものですね!
この「カネゴンの繭」というお話には、いろんな魅力ある要素が凝縮されています。老若男女、ウルトラマンを全く知らない人でも楽しめるお話だと思ってます!

この動画では、未来永劫語り継ぎたいウルトラマンシリーズのエピソードをお伝えしています。
面白い!参考になった!と思われた方は、「高評価」「チャンネル登録」をお願いいたします。
また、取り上げて欲しいエピソードがありましたら、コメント欄にお願いします。できれば推奨する理由があると、こちらも気持ちが入りやすいです。
今後の参考にさせていただきますので、ぜひよろしくお願いします(直ぐじゃないかもですが…)
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